正しいことをしたい時正しいことをしたい時「世間でいうところの“成功者”になるかならないかは、どうでもよいことで す。この世的な成功によって手に入れたものは、そのうちあっさりと価値を 失ってしまいます。大切なのは冷静の最高のものに対して誠実であること、 自分でこれこそ真実であると確信するものに目をつぶることなく、本当の自 分自身に忠実であること、両親の命令に素直に従えることです。それさえで きれば、世間があなたをどう見ようと、自分は自分として最善を尽くしてきた のだという信念が湧いてきます。そして、いよいよ地上生活に別れを告げる 時が来たとき、死後に待ち受ける生活への備えが十分にできているという 自信をもって、平然として死を迎えることができます。」 「たった一つの魂を高揚してあげることができたら、喪の悲しみに沈む魂に 慰めを与えることができたら、意気地の無い一つの魂に生きる力を与えて あげることができたら、人生に疲れ切った一つの魂に生きる力をあげること ができたら、それだけで十分にやりがいのある仕事といえるのではないで しょうか。」 2005.1.23 |